自分探しの旅？（後編２）

それにしても、最近、時間が経つのが早い気がする。
４月は、新入社員とか新生活のシーズンだったんだな。
スーツ着て、時計を気にして…当たり前だった生活が、当たり前じゃなくなる時、
次はどんな気持ちで、自分はどこにいるんだろう…。

これは、最近の出来事だった。
とある飲食店に入り、自分の近くに座っていた女性同士の会話が聞こえた。
「誰々っていい歳なのに、結婚しないのおかしいよね…」という会話だった。
どうやら、同僚かその人達のことを指して会話をしていたらしい。
自分は、聞き耳立てるつもりはなかったけど、聞こえてしまった。
勿論、自分がその人達の会話に参加する訳もなく、私はただ黙っていた。

勝ち組とか、負け組を区分けしたがる人達…。
事実として、格差が生まれているから、存在する言葉。
結婚していても、していなくても、素敵な人は素敵です。

既婚だからだとか、離婚したら…とか、そういう目で見たり、
「良い年齢なのに結婚しない人は変」と語る人達は愚かというか、
もっと、違う考え方が出来ないのかな？と、感じてしまいます。

どんな職業で、結婚していようがしていまいが、素敵な人は素敵だと思う。
個人にはそれぞれの理由があるし、個々の選択する自由がある。
でも、会社で役職に就く人達は、周りの勧めで仕方なく…てあるのかな？
もっと、のびのびと生きられる社会でそういう格差がなければいいのに。
こういう考えは、きれいごとという一言に、片付けられがちだけど…。

自分も、色々と考えてみた…。
自分は自分。他人は、自分になれないし、
自分は他人にはなれない。
その、この間の女性２人の会話を聞いていて、反面教師だと思った。
自分は、そういう目で、他人を見ない大人でありたいと。
まあ、私は、人の噂話とか悪口には参加しないタイプですけどね。
自分が言われたり、やられて嫌な事は、言ったりやったりしちゃだめ。
誰もがそういう目で見られるの、誰だって気持ちが良くないものです。

自分らしい…とか自分らしい生き方って何だろう？
そう考えることが多くなってきた。
もうすぐ今年で、２６歳の大人のツブヤキでした。（完）