素直な言葉。

日々の生活の中で、色々と感じることがある。
私は、話すことよりも書くことのほうが、伝えたい言葉を表現出来る。


私は昔、学生時代の頃「クール」だとか「物静か」と言われていた事があった。
本当は、違っていても、おとなしいというような雰囲気にとられていた。


それは、私は、普段から言葉を口にする事が少なく、誰とでも積極的に
話せるような積極性よりも、顔馴染みに近い人間にだけ話が通じれば
いいと思うからであった。


そして、次第に大人になるにつれて、
自分の考えや意見という事を口をすることによって、人と争いになる
ことを極度に恐れていたのかもしれない…。
もしくは、他人から嫌われないように、自分の意見を言わずに来たの
かもしれなかった。

でも、これからも、そのままでいいのだろうか……？
最近、そんなふうに感じている自分が居た。


私は、上辺だけの口上手の人間というのは、何となく見抜ける自信がある。
洞察力は、自分の中で長所になると思う。
でも、それは、行き過ぎると猜疑心になりそうだけど。
そして、私は、口上手の人は信用していない…裏が見えそうだから。
思いやりは、時に、おせっかいにもなるかもしれない。
でも、情がなければ、きっと、言葉なんていらない気がする。
何も言わずに、ただ、冷たい目で合図しながら去ればいいのだから。

言葉は難しい。足りなければ…解らなくなるのが言葉。
どんなに言葉で表現しても、伝わらないのならば仕方がない…。
例え、伝える事によって嫌われたとしても、自分の考えや理論に反する
ようなことでないのなら、それは悪い事ではないと思うから…。


ただ、言えるのは、どうでもよかったら、何も言わずに去ります。
それは、仕事関連でもそうだし、日常の中で出会うような人間関係のこと
でもあると思う。

言葉で伝えたり表現することは、怖い事ではない。
目に見えない壁を自分で作りあげているだけなんだ。
そんなことに気づいたら、今まで感じていた全ての事が少しずつ違って
見えそうな気がした。

本当は、皆、争いたいわけじゃあないのだから、少しずつでも言葉に
表現することで、人間同士が解り合えるような世の中になれたら良いな。
自分や周囲を信じて、前を歩いて行きたい。
それぞれの幸せは、きっと自分の中にあるはずだから頑張っていこう…。